ジュエリー

 

 

 

 

だれも踏むことの無い時刻の
だれも踏むことの無い季節の
大地をのぞむと、
鳥が 居た。
ちかづいて眺めたかった。
とてもめずらしい鳥だったから。

でも
鳥は逃げるだろうから、
僕はそのままにしておいた。

つめたすぎる
雪のひとつぶずつの

ジュエリー

この世界はすべて
ひとつずつの

ジュエリー

僕は
にんげんであることを
わすれてしまいそうだ

 

  

【投稿者】 星粒

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